最近では当たり前のように「グルテンフリー」という言葉を耳にしますよね💡
グルテンフリーの商品が昔に比べてたくさん出ています。
私は朝食を平日はお米にするなど無理ない程度にグルテンフリーを食生活に持続的に採り入れています(^^)
グルテンフリーとはどんなものか、意味や効果、メリットデメリットについてポイントに絞ってお伝えしていきます💡
目次
そもそもグルテンって?
グルテンは、ラテン語のglue(接着)が語源になっています。
麦類の胚乳から作られるたんぱく質の一種で、小麦粉を原料とする食品に含まれています。
いまと昔の小麦は様相を変えていてグルテンの多い小麦が良いとされ品種改良がおこなわれ今に至っているとも言われています。
安価で大量に生産するために品種改良が繰り返され、大昔の小麦粉とはまったく違うものになりました。
語源の意味の通り、弾力性と粘り気があり、食品加工の材料として使われることも多く、実はグミや飴、サプリ、醤油など、麦類が原料だとわかりにくい食品にも含まれています。
意外なところでいうと、歯磨き粉や整髪料などの増粘剤にも使われています。
この粘り気を利用していわゆる「つなぎ」や「かさ増し」として使われているようです💡
アレルギー反応をおこしやすい?
注意が必要なのが、グルテンアレルギーと小麦アレルギーは別物です。
小麦にはいろいろなタンパク質が含まれていて、小麦アレルギーと言っても、どのタンパク質に反応するのかが異なってきます。
そのため、「グルテンフリーだからといって、小麦粉アレルギーの方が食べられる」というのは間違いです。
セリアック病
北欧・欧米系の人で、小麦粉を原料とする食をする人達に発症が多いといわれています。
セリアック病の患者さんがグルテンを含有する食物などを摂取すると、ヒトの消化酵素では分解できないグルテン分子の一部に対して、小腸が炎症を起こし、上皮細胞を破壊してしまう病気です。
グルテンを含まないグルテンフリーの食事療法が唯一認められた治療法となります。
グルテンフリーとは
グルテンフリー食品は「グルテンを含まない食品」を指します。
米や豆、そばなどの食材で代用している場合に、グルテンフリー食品として称していることがあります。
特に乳幼児は食物アレルギーが出やすく、小麦アレルギーのお子様がいらっしゃるには、グルテンフリーパスタやケーキ、米粉パンなどが人気です。
アレルギーがあってもお子様が喜びそうなパスタやケーキを食べさせてあげたいという思いが叶えられます✨
海外のアスリートやモデル達がグルテンフリーの食生活を実践したところ、健康になり成績が上がった、美しく痩せたと話題になったことから、グルテンにアレルギーのない人たちにも拡がりました。モデルのミランダ・カーやテニスのノバク・ジョコビッチが有名ですね。
グルテンフリーの効果
グルテン過敏症の方
セリアック病の方はグルテンフリーの食生活を送ることが認められた療法となりますが、症状が軽いものの、グルテンを分解しづらく免疫反応を起こしてしまう「グルテン過敏症」という体質の人がいます。
グルテン過敏症は、お腹の不調、頭痛、むくみ、疲労感、倦怠感、じんましんなどの不調をきたしますが、「何となく体調が悪い」という程度で、症状を自覚しづらいのが特徴です。
例えば、
・集中力アップの効果💡
グルテンと精神状態の関係性は立証されていませんが、「イライラを軽減する効果が出た」という実験結果は存在します。
グルテンには麻薬に似た成分が含まれていて、興奮気味になる、無性に苛立ちを感じることもあるようです。
・腸に影響を及ぼすというところで、摂取をやめることで腸内環境が改善されるというメリットがあります。
→腸内環境改善=便秘などの改善=美肌効果、ダイエット効果につながりますね💡
グルテンフリーを謳う商品が増えているということは、それだけ効果が期待できるということでもあります💡
自分がグルテン過敏症かどうかは判断しにくいので、安易に病気であると決めつけずに医師の診断を受け、適切な治療を行うようにしてくださいね💡
又、2週間ほどグルテンフリーの食生活をしてみると変化が現れると言われているようなので、症状や自分の体調の変化を確認してみることもできます💡
カロリーを抑えることができる
あくまでも傾向ですが、
パンやパスタ、ケーキなど、グルテンを含む加工食品には高カロリーのものが多く、グルテンフリー食品の方がカロリーが低いものが多い傾向があります。全ての食品がそうではないので確認するようにしてくださいね。
又、小麦粉の中毒性もあり、体内でグリアドルフィンというものに分解されることで、食べれば食べるほどもっと食べたくなり、食欲を増進します。この影響から逃れられるのもカロリーを抑えられるポイントですね。
ちなみに腸内環境を整えるというところでは、動物性食品や、加工食品、精白糖などの採りすぎを抑えることも合わせて行うことで効果が期待できますよ💡 精白糖はサトウキビを原料にしているものに変えるなど色々な商品が出ています。
グルテンフリーのデメリットは?
グルテンフリーの食生活を続けることで、グルテンに含まれる栄養摂取の機会が損なわれる可能性があるとも言われています。
医師など専門家によっても、グルテンフリーの推奨は意見が分かれています。
自分の体と向き合って無理なく取り入れていくのがいいかもしれませんね💡
小麦も品種改良を重ねて今に至っているので、昔の小麦と今の小麦では栄養となる部分も違ってくるかもしれませんね。
グルテンフリーの食生活
例えばこんな代替え
- 朝食にパン→米粉のパンや、お米
- 昼食麺類→そばや、フォー、ビーフン、こんにゃく麺
- おやつにケーキ→チョコ、米粉クッキー、和菓子、お煎餅、ゼリーなど
お子様が喜ぶホットケーキミックスもグルテンフリーのものがあります - 夜ご飯にパスタ→グルテンフリーのパスタ、ライスパスタ、玄米パスタ
などなど
結構色んな代替え商品は出ていますし、麺類だけでも他の種類のものがたくさんありますよね💡
ひとつ注意していただきたいのは、例えばそばでもそば粉と小麦が半分入っているものもあります。
→そば粉10割のものを選ぶようにする。他にも合わせ味噌なども気を付けてみてくださいね💡
完全に小麦が入っていないかどうかは原材料をしっかり確認することを怠らないようにしてくださいね。
私は一度血液検査をしたときに微量の小麦アレルギーがあったので、それが一概にグルテンフリーすることで改善されているとは言えないのですが、
グルテンフリーよりの食生活を心掛けるようにしてから、腸内環境が良くなり、倦怠感やイライラが減ったような気がします。体のだるさがなくなりました(^^)一概にグルテンのせいとは言えないですが;^_^
お子様がアレルギーの場合もそうですが、”食べられない、食べさせてあげることができない”ではなくて、”置き換えて食べることができる”というのが本当に嬉しいことだと思います。食事が楽しめなくなるのってつらいですもんね。
日本はもともとお米が主食の国なので欧米などの国に比べたらグルテンフリーの食生活へ切り替えてみることは簡単にできると思います💡
ちなみに欧米では食事療法から食事方法となり、グルテンフリーのレストランがオープンするなど一般に定着しつつあるのが現状です。
まとめ
いかがでしたか💡
グルテンフリーと一言で言ってもいろんな意味を含んでいます💡
「iHerb」の記事に筆者が実際に購入したグルテンフリー商品を紹介していますで参考にしてみてください(^^)/
日本より安く買えてオーガニック商品など環境に対しても配慮しているサイトなのでとってもオススメ✨
欧米の方に多く見られるグルテンアレルギーのため、海外には当たり前のように商品がたくさんあります。
そのため、日本より安く買えるんですね💡
→「iHerb」記事💡
最後に簡単にまとめておきます💡
- グルテンはたんぱく質の一種
- 小麦アレルギー=グルテンアレルギーではない
小麦アレルギーの人がグルテンフリー食品を食べればアレルギー反応を起こさないわけではない - グルテン過敏症は自覚しにくい
- グルテンフリーの商品が出ているだけ効果があるということでもある
- 小麦を使用する食品に比べて使用しない食品の方がカロリーが低い傾向にある
- グルテンアレルギーでない方にとっては必ずしもグルテンフリーが体にいいとは一概に言えない
- グルテンフリーの食生活簡単に始めるなら和食にしてみる
自分の体と向き合って上手に取り入れていきたいですね(^^)/
私が実際に購入した日本より安く買えて、オーガニック食品などにこだわるサイトのグルテンフリーのオススメ品の紹介はこちら→「iHerb」記事💡
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